天然の真鴨の味を心行くまでご堪能ください

創業天保五年(1834年)、湖北を代表する郷土料理である鴨すきを、質の良さにこだわり、全て伝統的な猟法による天然の真鴨のみを厳選して仕入れご提供しています。素材の違いをどうぞご堪能ください。

素材へのこだわり

鴨は冬になるとシベリアから琵琶湖に渡って来ます。したがって天然の真鴨を鴨すきとしてご提供できるのは11月から3月まで。天然の真鴨は銃で撃ったものではなく、網で取ったもののほうがうま味があることから伝統的な投網猟法にこだわっています。
鴨には相性の良いねぎに加えて、せりを入れるのも鳥新の鴨すきの特徴。野菜や卵は地元のものを厳選しております。

食通を唸らせる伝統の味

長年守り続けている伝統の味は、数々の素晴らしいお客様にご愛顧いただいております。美食家で知られる北大路魯山人も長浜逗留の時期に足繁く通ったほど。文豪・水上勉、芥川賞作家・立原正秋も私たちの大切なお客様でした。

沿革

湖北、長浜の地に1834年(天保5年)創業。以来、今日まできた道のりをご覧ください。

メニュー

冬になると沢山の鴨が琵琶湖に越冬のためにやって来ます。そのため、11月から3月までが鴨すきをお楽しみいただける期間。冬の湖北で身体の温まる時間をお過ごしいただけます。「鳥新」の鴨すきの特徴のひとつが「たたき」。骨をなた包丁で2時間ほど叩き潰すところからついた名前です。山椒と合わせてペースト状となったものを小豆大に丸めて最初に鍋に入れると程よいだしが出ます。野菜類とともに鴨肉を鍋に入れ、しょうゆと砂糖で味を調えていただきます。鴨肉はサッと鍋にくぐらせる程度で色がピンク色に変わった頃が柔らかくお召し上がりいただけます。鴨すきは、一般的な鍋料理で使う土鍋ではなく、銀色に輝く鉄鍋を使用。
4月から10月はうなぎ、どじょう料理をお召し上がりください。